2019年3月15日金曜日

Box Art Series 2 :German Grenadier Set (Alpine Miniatures,1/35,35195)

Box Art Seriesでは、これまでに私が担当させて頂いたボックスアートのフィギュアを紹介していきます。
だいぶ間が空いてしまいましたが、第二回目はアルパインの「35195:German Grenadier Set」を紹介します。

Alpine miniatures 1/35 50mm figure
35195 German Grenadier Set
Sculpture by Taesung Harmms
Painted with Tamiya enamel


 販売は2015年。
私がアルパインのボックスアートをはじめて担当させて頂いた、私にとって記念すべきフィギュアです。
ボックスアートを担当することになったのは、Facebookにて幾つかフィギュアを投稿していたところ、アルパインのオーナーのTaesong氏から「ボックスアートをやってみないか」と誘われたのがきっかけでした。
しかし、そもそもFacebookをやってみようとなったきっかけは、Box Art Series第一回でも紹介しました鳴弦屋の佐藤さんに勧められたからで、これが無かったらアルパインのボックスアートの担当もいまだに無かったのかもしれません。 

さてフィギュアについてですが、モデルになっているのは、ノルマンディーにおける第21戦車師団の随伴擲弾兵とのことです。この部隊はツェルトバーンを流用したテーラーメイドの衣服の使用が多くみられ、非正式な装備を纏っていることになります。ただ、仕立て自体は既存のものを参考にしているのかかなり規則性があるように見受けられます。
左の士官の迷彩はスプリンターパターン、右の兵士はウォーターパターン(1943年タイプ)としました。ウォーターパターンは1943年と1944年とで仕様がことなり、前者はスプリンターパターンに酷似して迷彩の輪郭がはっきりしており、後者は輪郭がぼやけています。














こちらは去年に制作した同キットのフィギュアとなります。
当時に比べ塗り方を少し変えており、ヘッドの雰囲気もだいぶ違って見えるのではないでしょうか。

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