2015年4月26日日曜日

WSS MG42 Gunner(Alpine-Miniatures,1/16,Code:16023)

アルパインの1/16レジンフィギュアを製作しました。造型はJohn Rosengrant氏。

このフィギュアは迷彩服を着用しておらず、かつゆったりとした防寒着のシルエットであるため、ともすれば単調になってしまいがちですが、造形はそうならないようシンプルながらも上手くまとめられています。

今回は自由に描き込んで「魅せる」ことが可能な場面が少なく、かつ単色の衣類はバランスと取るのが案外難しいため、調和を保ったままにまとめるのは苦労しました。パッと見ではややシンプルな印象かもしれませんが、粗を感じさせない仕上がりになっていれば狙い通りの製作となったかなと思います。


2015年4月19日日曜日

"The Charge" USMC 1943/44(Alpine-Miniatures,1/16,Code:16018)

アルパインの1/16レジンフィギュアを製作しました。
造型はDmitry Shevtsov氏。アルパインの1/16は担当の原型氏が多様でそれぞれにクセは存在するものの、いずれも高水準のフィギュアです。
今回は突撃がテーマのフィギュアであり、場面や表情が明白、非常にダイナミックなフィギュアとなっています。表情の造型は恐怖に引きつった顔ではなく、闘志に満ちたものであると感じました。今回はそこを意識しながらの製作となりました。地面や背景もフィギュアを引き立てられるよう工夫してみました。

塗料はいつものタミヤエナメルです。
今回は乾・湿の違いを積極的に盛り込んでみました。光沢の有無あるいは加減を写真で伝えるのが難しいため判断が難しいかと思われますが、足元や後ろ姿からだと確認し易いかなと思います。

ちなみにこの海兵隊員が着用している衣類も、先のピーパターン迷彩と同じく、ヘリンボーンツイルで織られた生地です。ただ、面白いことに織り方のパターンが若干異なるため、遠目からはストライプのように規則正しい縦の縞となって見えるようです。このストライプはハッキリとは見えないのですが、隠し味としてフィギュアにも盛り込んでいます。


2015年4月11日土曜日

British RAC AFV Crew #1(Alpine-Miniatures,1/35,Code:35178)

アルパインの1/35レジンフィギュアを製作しました。造型はお馴染みのTaesung Harmms氏。
最近の1/35ではグラデーションを美しく施すことを特に意識していますが、描き込みをピンポイントで行なっていくことで効果的な引き締めが得られるのではないかと考えています。(ベルト等の布地の違いに注目)
塗料はいつものタミヤエナメルです。