2016年5月30日月曜日

アルパインのボックスアートを担当させていただきました Part6

本日アナウンスがありました、アルパイン(Alpine-Miniatures)の新作フィギュア「16033 MG Gunner 12 SS Panzer Division "HJ"」のボックスアートを担当させていただきました。

造型はアルパインの主たるTaesung Harmms氏。
フィギュアは1944年におけるノルマンディーの第12SS装甲師団「ヒトラーユーゲント」がモデルとなっています。
フィギュアを一目見て気づかれた方も多いと思いますが、テソン氏いわく「有名な写真をヒントにした」とのことです。ただし、よくよく観察してみるとわかりますが、フィギュアの佇まいは写真とくらべて凛とした自信を感じさせるものとなっており、テソン氏の哲学を感じさせるものとなっています。

造型はもちろんのこと、キャスティング技術にも磨きがかかっており、右腕とMG42はスリングごと一体成型されています。銃を抱えたポーズはやや複雑な工作を要求されることが多いのですが、このフィギュアはその点をキャスティング技術により克服したと言えましょう。モデラー側はますます便利になりました(笑
 
アルパインHPhttp://www.alpineminiatures.com/
16033 MG Gunner 12 SS Panzer Division "HJ"http://www.alpineminiatures.com/imagepages/16033.html

2 件のコメント:

  1. 思わず画像に見入ってしまいました。ミリタリーファンなら一度は見たことがあるモチーフに、あえて自分なりの解釈を加えたテソン氏の造形も素晴らしいですし、そのフィギュアに生命を吹き込んだ佐野様のペイント技術も素晴らしいです!まさに奇跡のコラボですね!!

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  2. ありがとうございます!

    テソン氏の造型は静的なものが多いのですが、優れた造形とポージングにより、フィギュアがしっかりと主張してくるのが素晴らしいですよね。

    世界には多くの素敵なペインターが存在し、かつアルパインにも複数のボックスアート担当候補がいる中で、こうして私に担当させて頂けることは未だ夢のように感じています。これからももっと精進を重ねていく所存です!

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