私が担当したアルパインのボックスアートとしてははじめての1/16であり、1/35とは異なった難しさがあったものの、無事に一仕事を終えることができました。
今回のフィギュアは有名なヴィットマンがモデルということもあり、考証面は問題ないかと思われましたが、いざ調べてみると「ヴィットマンの謎のブルーパンツ」に悩まされました。
ヴィレル・ボカージュ戦の時期、「雨の日、 ヴィットマンはレザージャケットを羽織り、 ブルーの作業用ズボンをはいて作業していた」 という従軍記者の証言があります。 これを元にドラゴンのボックスアートにはブルーのズボンを着用し たヴィットマンが描かれ、モデラーの間にも「 ヴィットマンのブルーパンツ」 なるイメージが定着したものと思います。
しかし、 周知のとおりドイツ軍の戦車兵用ズボンでブルーのものは存在せず 、 ヴィットマンの私物ではないかというような憶測もあったようです 。
私はこの「ヴィットマンの謎のブルーパンツ」 は本当かどうか正直なところ訝しく思っていまして、そんな中、 ネットで検索をかけているとあるフォーラムで面白い投稿を見かけ ました。それは記者がヴィットマンんを目撃したのが「雨の日」 であった点に注目したものでした。
つまり、元々は黒であったズボンが褪色・変色したところを、 雨によって濡れ色になり、 結果としてブルーであるように見えたのではないかというものです 。
同時に、テソン氏に相談したところ、 戦争後半からは衣類にデニム生地が使われるようになり、 数は少ないものの戦車兵の黒服にもデニム生地が使われたものがあ って、 しかもその黒には染料としてブルーインクが使われたというのです 。また、このデニム生地は褪色が非常に早かったようです。
残念ながら確証が得られるほどの資料はあつまりませんでしたが、 「ブルーインクが使われた黒のデニム生地」なるものは発見でき、 褪色するとパープルに近いブルーが混じったようなダークグレーになることがわかりました。
最終的にはテソン氏と相談しま したが、私なりの「ヴィットマンの謎のブルーパンツ」 に対する答えが今回のボックスアートとなります!
しかし、
私はこの「ヴィットマンの謎のブルーパンツ」
つまり、元々は黒であったズボンが褪色・変色したところを、
同時に、テソン氏に相談したところ、
残念ながら確証が得られるほどの資料はあつまりませんでしたが、
最終的にはテソン氏と相談しま
アルパインのHPはこちら http://www.alpineminiatures.com/index.html
16031 Michael Wittmann at Villers-Bocage http://www.alpineminiatures.com/imagepages/16031.html
