2014年9月6日土曜日

1/16 イタリア第184空挺師団「ネンボ」 伍長 (アルパイン)#3

前回 の続きをやっていきます。
今回は迷彩~完成まで。
早速ですが、写真は基本色の下塗りへ三色迷彩を施したところです。それぞれの色は「XF-65フィールドグレー」「XF-10フラットブラウン」「XF-49カーキ+XF-60ダークイエロー」です。塗料はこれまで通り、特に断りが無い場合はタミヤエナメルです。
この状態でも一応は塗料の「透け」によって立体感が得られていますが、十分とは言えないのでこれを補います。















三色迷彩を施したらラッカーのつや消しでコートし、その上へハイライトに白、シェイドに黒を使って立体感を出していきます。このパートに限らず、基本的に塗り重ねの際はラッカーでコートをしていきます。
この迷彩塗装の方法では色味がだいぶ変わってしまいますので、それを計算して色を作っていく必要があります。経験がモノをいうパートですね。
私の場合、迷彩はこのような描き方をしておりますのでイラストの如く立体的にハイライト・シェイドを描き込んでいく作業が困難となっております。なので基本的に迷彩は単色の時と比べてコントラスト低めの仕上がりを意識しています。そうしないと迷彩でない箇所のみコントラストが高くになってしまい、チグハグな印象に仕上がってしまう危険性があるからです。







迷彩が完了したら他の箇所を描き込んでいきます。
先の写真と比べますと、単に「塗った」だけでなく、ハイライト・シェイドを「描いて」いるのがわかるかと思います。このほうが小さい物をより立体的に見せるのに効果的です。と言いますのも、小さな物が光を当てられた場合、影になる部分が少ない、或は暗さが軽減されてしまうため、自然に出来る影のみで得られる立体感は非常に乏しくなるからです。かような理由から私は光と影(ハイライト・シェイド)の描き込みを尊重しております。











胴体の塗装が進んだら、細部の描き込みをやっていきます。襟章等は小さいながらも目立つ箇所ですのでくれぐれも丁寧に。
アルパインはこのように小さく繊細な部隊章等のモールドを、親切かつ巧妙に施してくれるパターンが多く、今回のフィギュアも例外ではありません。フィギュア中にはこういう箇所を自分で描き込まなければならない物も存在しますので、ある程度は造形に頼れるフィギュアというものも悪くはありません。いやむしろウェルカム!











唐突にヘッド。
このフィギュアは咥えタバコもキャスティングされていたのですが、作業中にへし折ってしまい、あまつさえ紛失してしまいました。
この箇所は真鍮線に置き換えて強度を持たせるべきでした。ということで写真は直径0.6mmの真鍮線を差し込んで接着したところです。塗装した後の工作は非常に神経を使いますので、やはり不安要素は塗装前に解消しておくべきでした。








ベレッタM38A「モスキート」も塗っていきます。
まず木製部分を「XF-59デザートイエロー」で塗っていき、コートは半光沢を使用しています。重ね塗りの際は木目を意識すると上手くいくと思います。















キットにはレジン製スリングも付属しますので、加工していきましょう。アルパインの1/16フィギュアを製作された方ならおわかりだと思いますが、ここのスリングは真っ直ぐの状態で銃にフィットさせるのがなかなか大変です。
普通、この手の「レジンフィギュア」はポリウレタンレジンですので、70~80℃から変形させることが可能です。写真ではお湯を使って変形させた状態です。











またヘッドです。順序よくまとめておけとツッコミを受けそうですが、実際の順番と同様なのでご容赦のほどを。乾燥待ちの間に他の箇所を進めていくのがスピーディーな製作の肝なんです。
先の状態から塗り進め、階級章、部隊章、タバコを描き込んだ状態で、これでヘッドは殆ど完成となります。
















「モスキート」とスリングを仕上げた状態です。
木製部分は下塗りから「X-27クリヤーレッド」にその他諸々を加えて調節した物を上塗りしてニス塗りを表現しました。



これにて、塗装はほぼ完了しました。
仕上がった状態を以下に並べていきます。



















が、これでまだ完成ではありません。最後の仕上げにウェザリングを施していきます。

オススメはAKインタラクティブのウェザリング塗料ですね。これはエナメル系塗料ですが油絵の具のような感覚で塗れるので非常に作業がし易いです。 ただ、塗料が硬化・定着するのにやや時間が掛かるのでそこだけ注意が必要かと思われます。











先ずは汚れやすい個所を大雑把に塗っていきます。「塗る」というよりは「置く」感覚ですね。その後に溶剤を含ませた筆で境界をぼかしながら余分な塗料をふき取っていきます。















せっかく丁寧に塗装した物を汚すなんてなんだか勿体ないと思われるかもしれませんし、私も雛形は美しくあって欲しいという願いがあります。しかしこれは ミリタリージャンルのフィギュアであり、秩序ある「汚し」は雰囲気と説得力を持たせることが出来る為、有効な表現だと考えています。単に汚いだけの汚しは 一切目指しておりませんので念のため。













傷の表現なんかも加えてみました。
そういえばアルパインはこのような細かい造型が心憎いですよね。注意しないとうっかり見落としてしまうレベルです。指輪は仕上げ段階になって塗り忘れを発見できました(笑



これにて仕上げの塗装も完了です。
遂に完成しましたが記事のほうがすっかり長くなってしまいましたので、これで一旦区切らせて頂きます。すぐに完成品のUPをさせて頂きますので少々お待ちくださいませ。

完成品の写真もUP完了しました、こちら へどうぞ~。
 
最後までお付き合い下さりありがとうございました、それではまたの作品で!




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